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死ぬときぐらい 好きにさせてよ (宝島社)

死ぬときぐらい 好きにさせてよ
(1月5日 宝島社 新聞全30段見開き広告)

名画「オフィーリア」をモチーフに樹木希林が登場し、満足気な旅立ちが表現されている。こんな風に死を迎えるためには、どう生きたらいいのか。生存の意義を考えさせられる広告だ。
このような問題提起をすることで、企業の社会的な価値を問い、独自のポリシーを印象付けている。

絶対もらえるキャンペーン (エコリカ)

絶対もらえるキャンペーン
(10月29日 エコリカ 新聞全7段広告)

「絶対もらえる」と言われると、景品への期待はまったく無くても気にはなる。もらえるのは、宛名職人2016エコリカ版だそうだ。純正商品よりも目立ち、付加価値を高めることで店頭での優位性を狙っている。

ママのアドバイスは、世界一・・・ (ベネフィーク)

ママのアドバイスは、世界一わたしの肌に合う。
(9月21日 ベネフィーク 新聞全15段広告)

キャッチフレーズを見ただけで、おおよその趣旨がわかる。母のスキンケアから母娘のスキンケアへ、商品のターゲットは確実に倍加する・・・はずだ。

養父市はようちち市へ (養父市)

養父市はようちち市へ、生まれ変わりません。
(8月11日 養父市 新聞全15段広告)

名前の「養父市(やぶし)」が読めないことを逆手にとって、『なにかと読めないまち』を市のスローガンに設定。国家戦略特区に指定された市の将来性をアピールしている。

博士、「食効」って何ですか? (Hotto Motto)

博士、「食効」って何ですか?
(6月19日 Hotto Motto 新聞全5段広告)

「食べる。考える。ほっともっと。」をスローガンに、食事と健康の関係についてシリーズの3弾目。テーマを食効にすることで、メニューを健康食として印象付けている。
おいしさは食べてみないと分からないが、健康にいいというメリットは言葉で伝わる。同業他社だけでなくすべての食品と差別化をはかり、新規顧客の幅広い開拓に有効なアプローチだ。

父の日にジャパンポロを贈る10の理由。 (GoldenBear)

父の日にジャパンポロを贈る10の理由。
(6月11日 GoldenBear 新聞全15段広告)

海外工場で生産している他社と差別化をはかるために、日本製という品質をメインにアピール。機能性・デザイン性などにも目が行くように、10の理由としてアクセントを付けている。

美容界が待ち焦がれた一滴。 (SUNTORY)

美容界が待ち焦がれた一滴。
(6月1日 SUNTORY 新聞全5段広告)

新美容成分の「プロテオグリカン」の一般的知名度が低いので、キャッチは効能や希少性の高さを感じさせる常套フレーズを使用。面白くはないが、安定感はある。
商品名「Liftage(リフタージュ)PG-EX」の扱いが小さいのは、新聞広告を見ながら申し込む人が多い通販だから?口コミ効果を考えたら、記憶させる工夫が必要だ。