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太陽と暮らす家 大募集! (三井ホーム)

太陽と暮らす家 大募集!
(3月29日 三井ホーム 新聞全15段広告)


全国100棟限定で、ソーラーパネルや給湯器をプレゼントするキャンペーン。太陽光発電10kW以上搭載するプランには5kW分サービスするなど、特典付きで新築住宅の受注を行うそうだ。
消費税増税による受注減少への対策で、早々と増税分の値引きみたいです。ま、住宅メーカーの値引きですからね。

一日ではつくれない畑です。・・・・・ (健康家族)

一日ではつくれない畑です。一日でもさぼったら、失われてしまう畑です。
(3月27日 健康家族 新聞全15段広告)


高倉健を主人公にして、にんにくを20年間無農薬で作り続けてきた男の物語が始まったようだ。農夫の苦労話のようだが、ドラマが多いほど商品自体の希少性は高くなる。俳優がストーリーを深く表現することで、企業への信頼性や親近感が強くなるのだ。

南極は、選んだ。・・・を、選んだ。 (KOMATSU)

南極は、選んだ。ハイブリッドを、選んだ
(3月26日 KOMATSU 新聞全15段広告)


南極大陸のゼロ・エミッション基地で働く、ハイブリッド建設機械を開発・提供したコマツ。ビジュアルは自然の過酷さを伝え、キャッチは「選んだ」を繰り返して製品の優越性を強調している。
製品名を言わずハイブリッド建設機械という言い方をしているのは、ハイブリッド製品全体への波及効果を考えてのことでしょうか? そのため実態がぼやけた広告となった。

・・・「なにも変えない」という進化・・・ (NTT都市開発)

その国には、「なにも変えない」という進化がありました。
(3月24日 NTT都市開発 新聞全15段広告)


ロンドンのオフィスビルのリノベーションは、伝統の街並みを変えずに先進技術を導入。厳しい基準をクリアする度に、経験値と技術力が上がるそうだ。親愛なる風景を守りながら進化する街、それとは対照的な日本のビル街に味気なさを感じ、NTT土地開発の考え方に共感する人は多いと思われる。

おいしさへの、こだわり。 (ヒガシマル醤油)

おいしさへの、こだわり。
(3月23日 ヒガシマル醤油 新聞全5段広告)


薄口醤油のトップメーカーが、新鮮さを保つ二重ボトル・液だれしにくい注ぎ口など、容器への工夫をアピールしている。ユーザーの声を反映させ、商品の付加価値を高めて、市場での優位性をさらに高める戦略のようです。

第二の年金・・・・・ (移住・住みかえ支援機構他)

第二の年金がわりになる家
(3月21日 移住・住みかえ支援機構他 新聞全15段広告)


朝日新聞社広告局主催、ミサワホーム近畿協賛、移住・住みかえ支援機構後援の『かしこい住まいづくりセミナー』の参加者募集広告。メガ・ソーラーや二世帯住宅、節税の活用を、「第二の年金」と表現。増税により、マイホームの夢に暗雲たちこめた人々が飛びつきたくなるフレーズで、セミナーへの関心を高めている。

お米は高いが、ご飯は安い。 (IRIS)

お米は高いが、ご飯は安い。
(3月17日 IRIS 新聞全5段広告)


低温保存、低温精米、低温包装でお米の劣化を防ぐアイリスオーヤマの生鮮米。一善(65g)約40円を大きくアピールしているが、日頃からそこまで計算している人は少ないのでは? 「お米は高いが、ご飯は安い。」というキャッチは面白そうだが、よく考えると意味不明? 米の鮮度が落ちないというのはありがたい商品だが、何がお得なのかわかりにくい広告だ。

愛してる。言の葉のかわりに、・・・ (kikkoman)

愛してる。言の葉のかわりに、咲く花がある。
(3月16日 kikkoman 新聞全15段広告)


醤油で描いた木の枝に、醤油を使った料理が実ったビジュアル。醤油の一滴一滴が愛の証であると主張するキャッチフレーズ。広告全体を『○○らしさ』でまとめ上げている。

最初の晩餐。 (AJINOMOTO)

最初の晩餐。
(3月15日 AJINOMOTO 新聞全15段広告)


『世の中の甘さや苦さを、人生で初めて知るのは、食卓でした。』と、レオナルド・ダ・ヴィンチ「最後の晩餐」風の演出で9人の赤ちゃんがメニューを頬張っている。
やわらかいをテーマにした料理「ミルク寒天」をはじめ、粘っこい「里芋の煮物」、甘い「三色ポタージュ」など、いろんな味わいや食感との出会いを見せながら商品を紹介。商品写真が無いので広告的にはアピール不足気味だが、絵作り優先の成果で作品的にはインパクトが出て感じよく仕上がっている。

あなたのミルクは、なに色ですか。 (雪印メグミルク)

あなたのミルクは、なに色ですか。
(3月13日 雪印メグミルク 新聞全15段広告)


顧客の好みやライフスタイルに合わせて、味わいや機能性を追求。カルシウム入りタイプ、ビフィズス菌入りタイプ、おなかにやさしいタイプ、濃いタイプなど、カスタマイズされてメグミルクが生まれ変わったそうだ。

その肌は、生き方さえ変える・・・ (MENARD)

その肌は、生き方さえ変えるかもしれない。
(3月9日 MENARD 新聞全15段広告)


「美しい肌を保つ」から「美しい肌を生み出す」へ、幹細胞の研究は次のステージを目指しているそうです。自慢話になりがちな研究・開発の話を、女性の生き方という観点でソフトにアピール。加齢から逃れたいすべての女性に夢と希望を見せながら、「美しさにまごころこめて」のコーポレートスローガンへ繋いでいる。

プレミアムビールにかけたエビス・・・ (SAPPORO)

プレミアムビールにかけた
エビス100年の歳月は、決して追い抜けない。
(3月8日 SAPPORO 新聞全15段広告)


「100年磨いたプレミアムブランド。エビスビール」「本物のよろこび。」など、最高!という言葉を使わないで最高!をアピールしている。味覚はペプシのように飲み比べアンケートを実施しない限り一番といっても説得力がないが、時間の量は差別化が可能だ。他社プレミアムビールとの差を明確にする挑戦的な広告だ。

大地の復興が遅れれば、・・・ (JAグループ)

大地の復興が遅れれば、人の復興も遅れてしまう。
(3月7日 JAグループ 新聞全15段広告)


震災から3年、瓦礫処理が終わった復興途中の水田から、農家の方々が福島県25%・宮城県67%・岩手県31%のプラカードを掲げて、全面復旧に遠いことをアピールしています。農家の方々の足元は雑草や石ころだらけで、復興の困難さが写真からも伝わってきます。
さて企業広告らしく「復興に全力を尽くします」という言葉でボディーコピーを締めくくっていますが、JAの汗は見えません。JAの復興レポートみたいな広告で、震災の当事者ではなく他人事みたいな印象です。JAって、何だ?

勝ったのは、ペプシNEX ZERO。 (pepsi)

勝ったのは、ペプシNEX ZERO。
(3月4日 pepsi 新聞全30段広告)


コカ・コーラ ゼロとペプシNEX ZEROが味の対決。500人を対象に飲み比べを実施した結果、61%がペプシNEX ZEROを選んだそうだ。広告の信憑性を高めるために、調査概要が表記されている。
自動販売機などの豊富な販売チャネルを保有して市場では圧倒的に有利なコカ・コーラだが、この広告を受けて、さあどうする!? というような話題で、市場に活気が出るかな。