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絶対もらえるキャンペーン (エコリカ)

絶対もらえるキャンペーン
(10月29日 エコリカ 新聞全7段広告)

「絶対もらえる」と言われると、景品への期待はまったく無くても気にはなる。もらえるのは、宛名職人2016エコリカ版だそうだ。純正商品よりも目立ち、付加価値を高めることで店頭での優位性を狙っている。

ママのアドバイスは、世界一・・・ (ベネフィーク)

ママのアドバイスは、世界一わたしの肌に合う。
(9月21日 ベネフィーク 新聞全15段広告)

キャッチフレーズを見ただけで、おおよその趣旨がわかる。母のスキンケアから母娘のスキンケアへ、商品のターゲットは確実に倍加する・・・はずだ。

養父市はようちち市へ (養父市)

養父市はようちち市へ、生まれ変わりません。
(8月11日 養父市 新聞全15段広告)

名前の「養父市(やぶし)」が読めないことを逆手にとって、『なにかと読めないまち』を市のスローガンに設定。国家戦略特区に指定された市の将来性をアピールしている。

博士、「食効」って何ですか? (Hotto Motto)

博士、「食効」って何ですか?
(6月19日 Hotto Motto 新聞全5段広告)

「食べる。考える。ほっともっと。」をスローガンに、食事と健康の関係についてシリーズの3弾目。テーマを食効にすることで、メニューを健康食として印象付けている。
おいしさは食べてみないと分からないが、健康にいいというメリットは言葉で伝わる。同業他社だけでなくすべての食品と差別化をはかり、新規顧客の幅広い開拓に有効なアプローチだ。

父の日にジャパンポロを贈る10の理由。 (GoldenBear)

父の日にジャパンポロを贈る10の理由。
(6月11日 GoldenBear 新聞全15段広告)

海外工場で生産している他社と差別化をはかるために、日本製という品質をメインにアピール。機能性・デザイン性などにも目が行くように、10の理由としてアクセントを付けている。

美容界が待ち焦がれた一滴。 (SUNTORY)

美容界が待ち焦がれた一滴。
(6月1日 SUNTORY 新聞全5段広告)

新美容成分の「プロテオグリカン」の一般的知名度が低いので、キャッチは効能や希少性の高さを感じさせる常套フレーズを使用。面白くはないが、安定感はある。
商品名「Liftage(リフタージュ)PG-EX」の扱いが小さいのは、新聞広告を見ながら申し込む人が多い通販だから?口コミ効果を考えたら、記憶させる工夫が必要だ。

床のハウスダストも、吸い込んだ・・・ (ダイソン)

床のハウスダストも、吸い込んだハウスダストも逃しません。
(5月30日 ダイソン 新聞全15段広告)

キャッチフレーズで掃除機全体におけるクリーン性能の高さを先にアピールし、機動力やパワーを後に訴求することで、コードレスクリーナーの商品力を際立たせている。
コードレスへの不安を忘れさせ、従来のコード付きタイプと比較させることに成功している。

「敵塩」か。「適塩」か。 (Hotto Motto)

「敵塩」か。「適塩」か。
(5月22日 Hotto Motto 新聞全5段広告)

欠かせない栄養素で味の決め手でもある塩分は、使い方次第では健康の敵となる。「メニューを平均16パーセント減塩」というセールスポイントは数字的なインパクトは弱いけれど、キャッチフレーズは韻を踏んだ面白さでアピールポイントを瞬時に伝えている。

GWは、屋上でアウトドアを・・・・・ (AsahiKASEI)

GWは、屋上でアウトドアを楽しみませんか?
(5月1日 AsahiKASEI 新聞全15段広告)

環境保護活動家のC・W・ニコルが、屋上アウトドア愛好家G・W・ニコルとして登場。人混みや渋滞が悩みのゴールデンウィークに、身近な屋上レジャーを提案している。

チョコレート効果を続けるあなたに・・・・・(meiji)

チョコレート効果を続けるあなたに、いいことが続きますように。
(4月24日 meiji 新聞全5段広告)

ポリフェノールを多く含んだ高カカオチョコレート「チョコレート効果」。入学・就職で新生活を始めてストレスを感じがちな人へ、美と健康をアピールしている。

思い出、ポロポロ。 (Golden Bear)

思い出、ポロポロ。
(4月23日 Golden Bear 新聞全15段広告)

動きやすさを追求した立体縫製の3D Poloが、父と子・祖父と孫が遊ぶ時にふさわしい服として、GW時期を狙ってデヴュー。ターゲットイメージを明確にすることで、商品の魅力を高めている。
無責任な意見を言うと、もっとこだわってGW限定、夏休み限定など、シーンによって機能を広げられたら、商品への期待感は高まる気がする。

マキタ、100年。電気カンナが拓いた道 (makita)

マキタ、100年。電気カンナが拓いた道
(4月16日 makita 新聞全15段広告)

1915年モーター・変圧器の販売修理業者で創業、1958年電気カンナを発売して電動工具メーカーへ。創業記念広告なので略歴と感謝の言葉が綴られるのは当然だが、100年を迎えた企業の信頼性を基に、次の100年への期待感を喚起すべきではなかったか? 株主でもない一般ユーザーには、せめて記念のシンボルとなるイベントあるいはキャンペーンがないと企業の魅力は届きにくい。

祝発見!プリン体と戦う乳酸菌 (明治)

祝発見!プリン体と戦う乳酸菌
(4月8日 明治 新聞全15段見開き広告)

「みなさん、おめでとうございます。ついに、・・・・・・・・・・」とはじまるボディーコピー。『いままで無かった待望もの』という事を確実に伝え、独自性を印象付けるために、少し変わったポジションから言葉を発信している。

この世の中に必要とされる会社になれ。 (大和ハウス)

この世の中に必要とされる会社になれ。
(4月5日 大和ハウス 新聞全15段広告)

ニーズに応え続けて業容が拡大し、グループに成長すると社会に無くてはならないくらいの存在感が必要となるのでしょうか。経営の透明感に自信が無いと言えないキャッチフレーズで、スケールの大きさと誠実さを伝えようとしている。

将来性を考えると、私の髪にも、投資が必要だ。 (ケラスターゼ)

将来性を考えると、私の髪にも、投資が必要だ。
(4月3日 ケラスターゼ 新聞全15段広告)

商品の二つの弱点を、投資という名目で説得している。ひとつは、即効性はなく長期的な使用の必要性。もうひとつは、ある程度の出費の必要性。投資という言葉に置き換えることによって、将来は何倍にもなって帰ってくる成果への期待感を創出している。

・・・・・一家 4世代みんな、「小学一年生」です。 (小学館)

岐阜市 小木曽さん一家 4世代みんな、「小学一年生」です。
(4月1日 小学館 新聞全15段広告)

90周年を迎えた「小学一年生」。曾祖母96歳、祖父72歳、母43歳、子6歳が、それぞれの本を持った記念写真で読者との長い歴史を表現している。この広告で本の魅力が伝わるとは思えないが、孫に本を買ってあげようとするおじいちゃん・おばあちゃんには、『安心できる本』「興味を共有できる本』として記憶されるかも知れない。

聖火はいつも、未来を照らす。 (ENEOS)

聖火はいつも、未来を照らす。
(3月27日 ENEOS 新聞全15段見開き広告)

2020年東京オリンピックのゴールドパートナー ENEOS。1964年の東京オリンピックと同じように飛躍する、日本の可能性をアピール。さらに「生まれ変わる東京の力になりたい。」と、企業への期待感向上につなげている。

日本 の のど を、もっと元気に。 (龍角散)

日本 のど を、もっと元気に。
(3月26日 龍角散 新聞全15段広告)

ゴホン!といえば龍角散による、統一地方選に向けた広告。のどを酷使する立候補者や関係者を題材にすることで、商品のメリットをわかりやすくアピールしている。
選挙そのものに茶番イメージがあるのでしょうか、あえて茶化す必要もなく真面目にやればやるほどユーモラスに仕上がるのだ。

どうすれば、うさぎは・・・ (TOPPAN)

どうすれば、うさぎはブローッコリーを買ってくれるだろうか。
(3月3日 TOPPAN 新聞全5段見開き広告)

値下げしても、うさぎがブロッコリーを買うことはない。キャッチフレーズは、根本的な改革の必要性をわかりやすく表現している。しかし、うさぎのイラストやコピーで上手にアピール出来たとしても、それは表現上の話。実績や具体性がなければ、広告の説得力は半減する。

すべての投資家を、倹約化へ。 (Fidelity)

すべての投資家を、倹約化へ。
(2月25日 Fidelity 新聞全5段広告)

誰が、どんな得をするのか、一瞬で伝わるキャッチフレーズ。『投資信託の申し込み手数料無料』というメリットは新規口座だけの特典だが、すべてのサービスに倹約イメージを持たせている。

普通の入浴剤なら作りませんでした。 (フローラ)

普通の入浴剤なら作りませんでした。
(2月5日 フローラ 新聞半5段広告)

普通ではありませんというより、普通なら作りませんでしたという方が、商品への自信や特殊性は伝わりやすい。ただし、メーカーの知名度が無ければズレた感じになる。ネームバリューを期待出来ない場合は、商品の特性にインパクトを持たせるアイデアが必要だ。

ベン親子の悲劇・いきなり最終回 (TOTO)

ベン親子の悲劇・いきなり最終回
(1月31日 TOTO 新聞全15段見開き広告)

「きれい除菌水」を搭載したネオレスト。擬人化した汚れや菌の断末魔を表現することで、徹底した清潔性をアピールしている。本来悪者である汚れや菌に同情すればするほど、商品の優秀さが印象づけられるのだ。

・・・・・10,000人のシミに挑みます。 (大塚製薬)

大塚製薬のインナーシグナルが 10,000人のシミに挑みます。
(1月21日 大塚製薬 新聞全15段広告)

発売10周年記念として、10,000人無料キャンペーンを実施。まるごと一本(約30日分・10800円)の美容液をお試し配布するそうだ。キャッチフレーズの力強さと、キャンペーンの大きさが商品への自信を印象付ける。

自分の夢まで、自己採点しないでください。 (河合塾)

自分の夢まで、自己採点しないでください。
(1月19日 河合塾 新聞全15段広告)

センター試験の解答発表に挟み込まれた全ページ広告。希望を持って・・・・・の言い換えを、掲載場所に合わせて、タイムリーに発信している。受験生をサポートする企業らしいメッセージだ。

傷口は、水が怖かった。 (コロスキン)

傷口は、水が怖かった。
(1月6日 コロスキン 新聞全5段広告)

透明な皮膜をつくって傷口を水やホコリから守る、液状絆創膏のコロスキン。『水に濡れても大丈夫!』は言い過ぎになるが、キャッチのように課題を過去形にすることで、言いたい気持ちを抵抗なく読み取ってもらえるのだ。

よりそう ささえる パナソニック (Panasonic)

よりそう ささえる パナソニック
(1月3日 Panasonic 新聞全15段広告)

パナソニックの高齢者・介護事業のブランド「エイジフリー」の広告。運営する施設に幅広く開発してきた商品群が結集する、そんな企業の集大成をユーザー期待させてもいいと思うが・・・・・。パナソニックならではの未来型介護事業を、いつか見せて欲しいものである。

水素を、日本のエンジンに。 (TOYOTA)

水素を、日本のエンジンに。
(1月1日 TOYOTA 新聞全15段広告)

ガソリンと違って枯渇しない水素への期待は高く、それを開発する企業への期待も高まる。ハイブリッドカーを初めて量産したTOYOTAだから、水素時代到来への説得力が強いのだ。