キーワード

作ビートたけし×画さくらももこ×Calbee (カルビー)

作ビートたけし×画さくらももこ×Calbee
この夏、カルビーの広告が変わります。おたのしみに
(6月30日 カルビー 新聞全15段広告)

ビートたけしとさくらももこの名前で、期待感を高めるティーザー広告。50周年を迎えたかっぱえびせんが、次の50年に向けて動き出すそうだ。「ほら、やめられない、とまらない!」というお決まりのフレーズを使っていることで、変わるのではなく、おいしく!楽しく!進化するイメージが伝わってくる。

飛んでる空が、ちょっと短い。 (FINNAIR)

飛んでる空が、ちょっと短い。
(6月28日 FINNAIR 新聞全5段広告)

フィンランドを拠点とする航空会社、フィンエアー。フィンランドらしくビジュアルには、ムーミンが登場している。ヨーロッパへ最短最速が他社との差別化ポイントだが、「飛んでる空が、・・・・・。」のキャッチフレーズは優位性アピールを少し控えめにすることで、それだけしかない航空会社のイメージ定着を防いでいるようだ。

40年前の今日、詰め替え化粧品が・・・ (ちふれ)

40年前の今日、詰め替え化粧品が誕生。
(6月25日 ちふれ 新聞全15段広告)

高度経済成長で使い捨てが当たり前だった時代に、もったいないという女性の声に応えて『詰め替え』を発想したそうだ。今となっては『詰め替え』のパイオニアであり、『詰め替え』という考え方と女性の気持ちに応える姿勢が会社のポリシーとなっているそうだ。

合成洗剤をやめて、無添加・・・ (シャボン玉石けん)

合成洗剤をやめて、無添加石けんに切り替えた会社。
それが、シャボン玉石けんです。
(6
月23日 シャボン玉石けん 新聞全15段広告)

合成洗剤から無添加に切り替えて、40周年を迎えたそうだ。合成洗剤を止めるに至ったエピソードを紹介し、今も変わらない製法や安全な石けん作りへの精神をアピールしている。
「健康な体ときれいな水を守る。」というスローガンと共に、訴求点を『無添加』に絞ったことで伝わりやすい広告となっている。

もう、ルンバするしかないでしょう。 (iRobot)

もう、ルンバするしかないでしょう。
(6月20日 iRobot 新聞全15段広告)

吸引力が5倍になって、バッテリーの寿命が3年伸びたRoomba800。いまなら夏のパワフルキャンペーンの特典付きで、「もう、買うしかないでょう」と購買意欲を盛り上げている。
しかし、ルンバが活動するには障害物が多すぎる日本の住宅事情や四角い部屋を丸く掃きそうなルンバの形状という問題点に、正面から向き合ってほしいのだが・・・・・。

「暑い」「寒い」の小競り合いは、・・・ (MITSUBISHI)

「暑い」「寒い」の小競り合いは、もういりません。
(6月17日 MITSUBISHI 新聞全5段広告)

三菱電機ビルテクノサービスは、オフィス全体の温度をグループごとにコントロールして、冷え過ぎを防いだりして省エネに貢献するそうだ。キャッチフレーズは「・・・・・は、もうありません。」と断言しているようだが、実は「・・・・・は、もう嫌だ。」という社員のつぶやき言葉という逃げ道をつくり、誇大広告になるのを避けている。

・・・・・うれしい5→3 (TOYOTA)

これから車を買いたい方に 
うれしい5→3ゴーサイン
(6月15日 TOYOTA 新聞全15段広告)

自動車取得税が5%から3%へ軽減されたことを受けて、人気車の得する額を提示している。クルマの総額から考えると大した額ではないが、値段交渉が有利になると言われる7月に向かって追い風であることは確実。5→3の数字は、値引きへの期待感を高めているのだ。

世界初 アイスシャーベットパンツ・・・ (ビースリー)

世界初 アイスシャーベットパンツ誕生
(6月13日 ビースリー 新聞全15段広告)

生地が肌に触れる度にひんやり感じる「アイスシャーベットパンツ」のデビュー広告。新発想の糸・織・加工から生まれたストレッチパンツで、、体を冷やすのではなく「ひんやり感じる」接触冷感なので、冷えすぎることもないそうだ。ネーミングはわかりやすいが、名前ほどは冷えなさそうなのでガッカリ?

便秘薬はいつ効いてくるか・・・・・ (イチジク製薬)

便秘薬はいつ効いてくるか分からない
と思ったことはありませんか?
(6月12日 イチジク製薬 新聞全5段広告)

「イチジク浣腸」は、薬液を入れてから3分~10分待った後、便意を促進するそうだ。いつ効いてくるかわからない便秘薬に比べると、タイミングをコントロールできると主張している。
キャッチフレーズは便秘に悩む人の不安に応えるアプローチで、即効性がありそうだ。便秘薬への配慮をやめたのか、すっきりした広告だ。

「創エネ」だけじゃない、・・・・・ (SHARP)

「創エネ」だけじゃない、「蓄エネ」がふつうの時代へ。
さあ、シャープと始めませんか。
(6
月8日 SHARP 新聞全15段広告)

クラウド蓄電池の広告だけど、別売のクラウドHEMSとの組み合わせで高効率な蓄電・放電のマネジメントが可能になるらしい。で、メインのクラウド蓄電池とは・・・・・。老年のサユリストにはしとやかな吉永小百合のポートレートで十分なのでしょうが、広告の効率はどうなのでしょうか?

やる気だけでは農家になれない。・・・(JAグループ)

やる気だけでは農家になれない。JAがあったから、夢はかなった。
(6
月6日 JAグループ 新聞全15段広告)

紛らわしいキャッチフレーズで、JAは農業後継者の育成などを行う法人には出資したが、新規就農者に出資するという話ではないみたいだ。
JA出資型農業法人の研修センターでは、農業技術を教え、独立営農をサポート。新規就農者を支援したり、遊休農地の活用などで、地域農業の発展に貢献しているそうだ。大組織の○○法人というと天下り用のイメージが強いが、地域社会への貢献を謳うことで、健全性をアピールしているのかな?

たとえば、歯みがき粉を食品・・・ (シャボン玉石けん)

たとえば、歯みがき粉を食品だと考えてみる。
(6
月4日 シャボン玉石けん 新聞全15段広告)

本日は、虫歯予防デー。シャボン玉石けんは、虫歯予防だけでなく、体への安全性を見直した歯磨き粉「せっけんハミガキ」を提案している。着色料ゼロ、防腐剤ゼロ、合成界面活性剤ゼロで、無駄に泡立ちすぎずブラッシングしやすいそうだ。キャッチの「・・・・・食品だと考えてみる。」は、意外性と説得力のあるフレーズだ。

英語の日が訪れた・・・・・(Speed Learning)

英語の日が訪れた その日あなたはどう反応するのか
(6
月1日 Speed Learning 新聞全5段広告)

ショッキングな見出しを詰め込んで興味を引く、週刊誌風デザインの広告。週刊誌を真似るのだから、嘘でなければ多少の誇張やクサイ言い回しが気にならなくなる。さらに、言いたいことをたくさん表現できる。いいこと尽くめの週刊誌風広告だが、欠点は信頼性や説得力に欠けること。商品の知名度に自信が無ければ、やってはいけない広告だ。