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何もしない時間が、何かを生んでいく。 (karimoku)

何もしない時間が、何かを生んでいく。
(9月30日 karimoku 新聞全5段広告)

エグゼクティブの休息をイメージさせるキャッチフレーズ。主人不在のロッキングチェアを大型犬が見上げるビジュアル。高品質家具のカリモクらしい、バブル時代の香りがする広告だ。
座っている間に株価が上がったあの頃と違って、3秒以上椅子に座る様な人にこの椅子は買えないのでは?と余計なことを考えさせられる。

こころから、おなかに届くラブレター。 (kikkoman)

こころから、おなかに届くラブレター。
(9月29日 kikkoman 新聞全5段広告)

『百年の恋は、しょうゆの味がする。』シリーズ、秋の味覚篇。旬のもので彩りを添えたお弁当と空になったお弁当を、対照的に並べたビジュアル。おいしそうな方が「告白」で、空の方が「お返事」というキャプションが付いている。
これがラブレターということであるのなら、あまり可愛い弁当には見えないので、スポーツの秋・学びの秋に母から息子への愛情弁当ということになる。キャッチフレーズのラブレターは息子の立場ではちょっと距離を置きたい言葉だが、母親には“我が意を得たり”なのでしょう。

へぇー!!がギッシリひと粒に。 (meiji)

へぇー!!がギッシリひと粒に。
(9月28日 meiji 新聞全7段広告)

誕生から50年以上売れ続けるアーモンドチョコレート。限定的ではあるけれど昨年度のナッツチョコ市場では売上トップだったそうだ。
キャッチの『へぇー!!』の中身は輸入アーモンドの品質選定の厳しさだそうだが、これ以外に秘密が無いのでギッシリは言い過ぎでは?

記者の声が聞こえる。・・・・ (朝日新聞DIJITAL)

記者の声が聞こえる。放射能で汚染された水が流されていく。
記者の動画「手抜き除染スクープ」。デジタルが新聞報道の可能性を広げた。
(9月27日 朝日新聞DIJITAL 新聞全15段広告)

スクープ映像の反響の大きさで、デジタル新聞の可能性をアピールしている。記事に締切が無いので、24時間・365日リアルタイムな報道を提供できるわけだ。
でも、報道がいくら便利になっても正確でなければただの噂話かデマだ。報道の審査体制はどうなっているのか、信頼性の確保にも注力すべきでは?

アッチージョ!! (J-オイルミルズ)

アッチージョ!!
(9月24日 J-オイルミルズ 新聞突出し広告)

商品のオリーブオイルを使う「今日は、これを創ってみるず♪」突出しシリーズ。今回の料理は、イカときのこのアヒージョ。突出しという小さなスペースながら、一面の『天声人語』を挟むおいしそうな料理が目を引く。レシピをダシにWebに引き込むのは、うまいやり方だ。

肌は排泄器官。だから、・・・・・ (美カンヌ化粧品)

肌は排泄器官。だから、浸透させないという新発想!
(9月23日 美カンヌ化粧品 新聞全15段広告)

夜用美容ジェル「ナイトリッチブルーオーラ」。汗や皮脂の排泄器官である皮膚に様々な成分を浸透させる方法を見直し、美容酵素『メディエンザイム』を肌表面に留めて分泌される皮脂と水分を活かすという考え方を展開している。
浸透させないスキンケアといういうのは本当に新しい発想なのか、それとも視点を変えて言い方を改めただけなのかは定かはないが、説得力は強い。

"1"は、クリニークにとって大きな数字。 (CLINIQUE)

"1"は、クリニークにとって大きな数字。
(9月21日 CLINIQUE 新聞全15段広告)

化粧品の安全性に注目が集まる御時勢。クリニークは、600人を対象に計7200回のテストを行い、その中で一回でもアレルギー反応が出たら処方を見直す。それを”1”のパワーと呼んで、守り続けているそうだ。ロングセラーのリニューアル商品でさえも例外ではないことを伝え、厳格さをアピールしている。

心に残るチョコレートを。 (ROYCE’)

心に残るチョコレートを。
(9月20日 ROYCE’ 新聞全15段広告)

創業30周年を迎えた北海道生チョコレート・ロイズのメモリアル広告。心に残る・・・・・は何ともシンプルなキャッチフレーズだけど、商品の個性を言い当てている。ビッグマウスでもなく、ヘリクダルわけでもない。真摯な姿勢に好感が持てるけれど、風景と商品の荒っぽい合成ビジュアルはせっかくの15段というスペースがもったいない。

秋の夜、お月見しながら“フロマージュ”。 (FROMAGE)

秋の夜、お月見しながら“フロマージュ”。
(9月19日 FROMAGE 新聞全15段広告)

フランス生まれのチーズ「フロマージュ」は、秋の風物詩・お月見にチーズのある風景を提案して日本の習慣に溶け込もうとしている。お月見+チーズ&ワインは、団子よりもロマンチックな感じで、カップルにはウケるかもしれない。

2013年 ポーラ・ルネッサンス、はじまる。 (POLA)

2013年 ポーラ・ルネッサンス、はじまる。
(9月18日 POLA 新聞全15段広告)

美容液「B.A グランラグゼⅡ」のデヴュー広告。アンチエイジングという”年齢に抗う”のではなく、”年齢を活かす”という哲学から生まれた商品だそうだ。ビジュアルには、『チェーザレ~破壊の創造者~』が登場して、美容のルネッサンスをアピール。わかる人には、インパクトがあるのでしょう。

「青春」は、若い人だけのものじゃない。 (SUNTORY)

「青春」は、若い人だけのものじゃない。
(9月16日 SUNTORY 新聞全30段広告)

敬老の日。健康食品のサントリーウエルネスは、ドーバー海峡横断リレーを達成した50代~70代で構成された「チーム織姫」を紹介。苦難や不安を乗り越えてチャレンジする成熟した青春に、エールを送っている。

ちかごろのエレベーター・・・・・・・ (MITSUBISHI)

ちかごろのエレベーターには、「あい」があります。
(9月13日 MITSUBISHI 新聞全5段広告)

24時間・365日エレベーターの安全を監視するシステム「エレファースト・アイ」。落語の謎かけ風キャッチフレーズが、人にやさしい商品の魅力を上手に伝えている。

しあわせをはかるものさしが、チョコレートだったら。 (meiji)

しあわせをはかるものさしが、チョコレートだったら。
(9月13日 meiji 新聞全15段広告)

チョコにまつわる思い出のひとつひとつが、小さなしあわせ。いつまでも変わらないおいしさでなければ「ものさし」にはなれない・・・・・
創業87年目を迎えた明治の企業広告は、いつものようにあまくてほのぼのした気分にしてくれる。

60,000回 洗顔するたびに、・・・・・ (unilever)

60,000回 洗顔するたびに、うるおいまで落としていた?!
(9月12日 unilever 新聞全30段広告)

60000回というのは、ユニリーバーが算出した生涯の洗顔回数。新しい洗顔料DOVEは、独自のうるおい成分「ニュートリアムモイスチャー集中うるおい美容液」を配合し、洗うたびにうるおいをチャージするそうだ。
コピーを読むと60000回という数字イメージが、うるおいを落とす回数からうるおいを溜める回数に逆転するのだ。

問題  目の前の命を救えるか。 (AsahiKASEI)

問題  目の前の命を救えるか。
(9月10日 AsahiKASEI 新聞全30段広告)


出題に15段見開き、回答に15段を使う大きなQ&A形式の企業広告シリーズ。これなら株主も安心だろうというぐらいに、大きいスペースでよく目立つ。
アメリカの大手救急医療会社と共に、AEDなどの救急医療機器の開発・販売をスタート。進化した機器を提供してさらなる救命率アップに貢献したいそうだ。

こんな地球儀が欲しかった!! (ユーキャン)

こんな地球儀が欲しかった!!
(9月8日 ユーキャン 新聞全15段広告)

「ご家庭に必携!大地球儀」「大きい!詳しい!美しい!」「地名の調べ物にはもちろん、お部屋のインテリアにも重宝する大型サイズ」など、商品に興味のない人を振り向かせるコピーではない。
地球儀という商品は広告を見て欲しくなるものではなくて、日頃から地球儀に興味を持っている人がターゲットなのかも知れない。こんな〇〇〇が欲しかった、というのは、使いまわせる便利なフレーズだ。

ユニクロは「シルク」を、・・・・・解放します。 (UNIQLO)

ユニクロは「シルク」を、世界中の女性たちへ解放します。
(9月6日 UNIQLO 新聞全15段広告)

シルクのブラウスを初めて着た時の感動を表す心地良さそうな表情を見せるのが一般的だが、この広告での女性モデルは「なんじゃ、こりゃー!!!」みたいな顔をしている。ありえないほどの不思議な表情が印象的だ。
「・・・・・・・・・・解放します」のフレーズは、無料じゃないんだから解放はないだろうと思わす突っ込みたくなるのだが。

東京都で作付面積が最も大きい野菜。なんでしょう? (JA)

東京都で作付面積が最も大きい野菜。なんでしょう?
(9月5日 JA 新聞突出し広告)

『JAプチ問答』シリーズ。新聞一面でクイズを出して、社会面で正解を教える突出し広告を掲載。クイズは読者の食付きがいい、さらに回答を後回しにすることでターゲットとの接触時間を長くしている。
この問題の答えは小松菜で、東京は全国2位の産地なのだそうだ。回答に意外性があって面白い。

ビールを 飲みたいのに 飲めない! (SUNTORY)

ビールを 飲みたいのに 飲めない!
そんなとき、ノンアルコールで このうまさ!
(9月4日 SUNTORY 新聞全5段見開き広告)

特集記事『MOM’S STAND』下、ノンアルコールビール「オールフリー」の主婦層をターゲットにした広告。
共感を呼ぶキャッチフレーズと、自然の緑を背景に注がれたビールの泡という爽快なビジュアルで、飲まずにはいられなくするのだ。

60代。同級生が急に年をとり始めた。 (SUNTORY)

60代。同級生が急に年をとり始めた。(9月3日 SUNTORY 新聞全5段広告)

健康食品セサミンEXのアンチエンジングをテーマにした広告。見た目年齢の格差は、50代・60代から広がるそうだ。キャッチフレーズに思い当たる人は多く、我が身の心配を始めるのではないだろうか。
ビジュアルは、モデルのボディーが若過ぎて不信感を持ってしまうが、しばらくの間は秘密にしておいて「あっ」と驚かせる計画なのでしょうね。

幸せは、家族みんなで。 (亀田製菓)

幸せは、家族みんなで。(9月2日 亀田製菓 新聞全15段広告)

まがりせんべいを買うと「家族みんなに茶柱」が当たるキャンペーン。茶柱が立つふしぎなお茶『茶柱縁起茶』を毎週抽選で1000名にプレゼントするそうだ。
団欒というものが現代にどれくらい存在するのか知らないけれど、ほのぼのとさせる企画である。

野菜から、食べる。 (キューピー)

野菜から、食べる。(8月31日 キューピー 新聞全30段広告)

8月31日は野菜の日。というわけで新聞社広告局の企画に乗って、キューピーが見開き広告を出稿。野菜中心の健康な食生活を啓蒙している。
食べる順序・食べる速度・食べる時刻・生体リズムという4つのカテゴリーに健康情報を整理。大皿に盛り合わせるビジュアルで、わかりやすく見やすく紹介している。