キーワード

ホームページの開き方

Web商店など、サイト内で集客、販売が完結する場合は、とにかく自分のサイトへ誘導するために他のホームページにバナー広告を出したり、相互リンクの相手を探したり、検索エンジンの上位にランクされるためにSEO対策に知恵を絞ったりと結構な努力を必要とします。
しかし、現実に店舗を構えて商売をされていて、特にWebで取引を行うつもりの無い方には、検索エンジン対策はあまり関係ないこと。Webサイトでの取引先は世界中にひろがっていますが、現実の店舗の顧客は地域内に留まるからです。

AISAS:Attention(注意)→Interest(興味)→Search(検索)→Action(購買)→Share(共有)。これが、インターネット普及後の購買行動パターンです。販売活動はチラシにホームページのアドレスを告知、Webサイトでより詳しい情報を提供、購買の意思を持った方が来店、という流れが一般化しています。
サイト開設の目的は、チラシで注目してもらい、サイトを訪問してもらう、できればサイトで遊んでもらう、豊富な情報量でお店のファンになってもらう、チラシの注目率があがる、サイトを訪問してもらう・・・・・そんな循環作りです。

まず、チラシでアドレスを告知する場合、お店の商品・サービスを連想させる覚えやすいアドレスであることが重要で、短かければ短いほど有利。長くて関連性の無いアドレスは、面倒なのでターゲットから敬遠されます。

ホームページの内容は、チラシと連動することが必須。加えて、チラシに載せきれない細かい商品情報やお客様の評判、お店に親しみを感じてもらうためにスタッフの紹介、Webサイトへのリピーターを増やすためにサイト訪問者限定の特典情報、イベントスケジュール、サービスポリシーなどで構成。さらに、独自の情報でサイトを充実させ価値を高めていくことが、現実の店舗の価値を上げます。

 食品関係   ●簡単ヘルシーなランチレシピ ●野菜の賢い保存法など
 薬品関係   ●生活習慣病特集 ●花粉症・アレルギー対策 ●ストレス対策など
 建築関係   ●趣味の部屋特集 ●シニア特集など
 美容関係   ●最新ヘアスタイルのポイント ●紫外線ケア特集など
 飲食関係   ●パーティーのエチケット ●食事のマナーなど

見た目はイマイチでも為になるホームページは、仕事をします。カッコイイけれど得るものがないホームページは、金食い虫です。初めから見栄えと内容を備えたサイトにしたい場合は、ホームページ作成業者に依頼するのがベストです。別にデザインなどの見かけにこだわらないのであれば、コツコツとコンテンツ(内容)の充実を図りながら、作り方を覚えて、改良していく方法をおすすめします。

取り扱っている商品にもよりますが、お客様が関心を持つのは有益な情報です。見やすく、分かりやすければ、それでいいのです。ホームページビルダーなどの作成ソフトを使えば以外と簡単に開設まで漕ぎ着けられます。一度作り方を覚えたらずっと使えるスキルとなります。低コスト=商売上手、あきらめないでぜひ、挑戦を。

ホームページを開設するためには、まずレンタルサーバーを借りて、ドメインを取得する必要があります。サーバーとは、郵便の私書箱みたいなものでホームページのデータを保管し、ここにインターネットでアクセスするとサイトを見ることができる。ドメインとは、世界でひとつしかないWeb上の住所みたいなものです。安いところで、ドメインの管理料とサーバー(3G)のレンタル料で年間5千円前後です。データ量が低価格化の傾向にあるので、さらに低コストでのサイト運営が可能です。