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フリーペーパーの作り方

Webサイトの利点は、コストが安く、情報もほぼ載せ放題。欠点は、インターネットにアクセスできないターゲットに関しては、まるで無力だということ。フリーペーパーの利点は、多くの情報を狙ったターゲットの手元に届けられるということ。欠点は、発行部数に比例してコストが上がるということです。
効きの良いフリーペーパー作りの条件は、伝えたいことではなく、必要とされる情報を伝えることです。あらかじめターゲットを決めて、その人に合った話題で情報を提供していくことを第一に考えましょう。フリーペーパーといってもひとりよがりな編集方針では、多くの読者を持つことは出来ません。

フリーペーパーの構成には、大きく分けると三つの要素があります。
 特集・・・・・紙面のメインを飾るもの。
        基本的には、タイムリーな話題をクローズアップして取り扱います。
        植木屋さんなら「枝の切り時」、魚屋さんなら「旬の魚」などです。
        発行時期は、その話題より
        少し前ぐらいにしないと時期はずれとなります。

 企画・・・・・編集のテーマに沿って、少し冒険(様子見)する時に使います。
        コラム的に扱って、評判がよければ連載にしたり、
        次回のメインテーマとします。

 連載・・・・・読者を長期的なファンとして維持していくために、不可欠な要素です。
        商品やサービスに対するお客様の生の声、最近の面白い販売例など、
        お店の独自性を表現する記事で、親しみや信頼感を養います。

質は高いほどいいのですが、そこにこだわり過ぎて、必要以上に神経質にならないように。「なるほど、勉強になった」とまでは行かなくても、「へえー、そうなんだ」くらいの情報を送るつもりで取り掛かってください。
フリーペーパーは、テーマに興味をもってもらえれば、手に取った瞬間からお客様に語りかけます。意外と知られていない話題、知って得したり、楽になる知恵を載せる。ストックしてもらう。セールのチラシなどは役目が終わると捨てられますが、ためになる情報は、いつか役立つ時が来るまで捨てられる確率は低い。それは、お店そのものが、必要な時が来た時に第一候補になると言うことです。