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手作り広告

広告代理店に発注する場合のおおよその流れは、まず代理店とのオリエンテーションを実施し、依頼の内容をしっかりと伝達します。
代理店は社に持ち帰ってスタッフと協議してアバウトな予算を決める。依頼の内容に合わせてカンプ(コピー・デザイン・写真あるいはイラストで構成した完成物に近いラフ、普通は3案ぐらいに絞って提案)の制作。効果的な折込エリアとチラシの部数を決める。見積もり、カンプ、スケジュール表、折込エリア表を持って貴社にプレゼンテーション。

チラシの表現案と予算が決まれば、制作スタート。2~3回くらい制作物のチェックをした後、印刷入稿。印刷の校正紙を確認し、貴社の最終OKが出れば印刷。印刷屋さんから折込業者に納品、予定日に折込。

これだけのことを頼むのだから予算がかかっても仕方がない。でも、これだけのことを自分でやれば予算が浮きます。失敗を恐れず、ひとつひとつクリアして行けばいいのです。だって、商品のことやお客様のことを一番よく知っているのは店主やスタッフなのですから。

①制作。②結果を分析(反省)。③顧客データ(別項で説明)の蓄積と分析。④今後の方向性を探る。⑤次の機会をうかがう。以上の繰り返しにより、ノウハウが蓄積され、だんだん効率が上がる。
確かに手間はかかります。しかし手作りの作業を通じて、広告という人にアピールするという観点から、商売・商品・サービスを見つめ直すことに大きな意味があります。商品力やサービス力の充実に向けての方向性が見えてくるのです。