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ダイレクトマーケティングⅠ

マスマーケティングが生活者を集合体として捉え、共通の情報を送ってコミュニケーション活動を行うのに対して、ダイレクトマーケティングは生活者を個と捉え、100人100様のメッセージを届けるコミュニケーション活動を行います。

小売店は、本来、ダイレクトマーケティング。お客様ひとりひとりの好みやニーズを把握し、喜ばれる商品・サービスを提供しています。お客様とのフレンドリーな関係性をもっと追求して、お客様を情報源とし、少しだけニーズの先回りをする。さらにお客様を媒体にしてお店の評判を高めて、地域での存在価値を高めていく。ゴールデンタイムの番組が体にいい食品の特集だったら次の日は、店頭の見やすい場所に関連の商品を出す。こういった努力の延長線上にニーズの先回りがあります。人生はよくマラソンに例えられますが、そうだとすれば小売店は長いレースの途中に設けられた給水ポイントのようなもの。お客様の道筋を見極めて、おいしい水を用意しましょう。