いくらきれいなデザインでも、「何を」「どうしたいのか」というチラシの趣旨が伝わらなければ効果を発揮できません。チラシを構成する基本的な要素を5W2Hで整理して、情報の抜け落ちを無くしましょう。
WHEN・・・・・・・セール・イベント期間、実施日
WHO・・・・・・・・店名、ターゲット(女性限定、チラシ持参の方など)
WHERE・・・・・・店舗場所、セール・イベント実施場所
WHY・・・・・・・・セールタイトル(セール名と理由はひとつにするのが理想)
WHAT・・・・・・・商品名、イベント内容など
HOW・・・・・・・・限定販売、抽選、早いもの勝ち、人気商品の大量入荷など
HOW MUCH・・価格(高額商品の場合、来店するまで隠すこともある)
次に5W2Hで整理した表を見ながら、消費者の購買行動の法則「アイドマの法則」に照らし合わせてアピールの優先順位を決めていきます。アイドマの法則とは、Attention(注意)→Interest(興味)→Desire(欲求)→Memory(記憶)→Action(行動)という広告を見てから購入に至るまでの過程を表したもので、五つの過程の頭文字をとって「 A I D M A 」です。
A:いちばん注目を集めるものは商品?価格?タイトル?イベント?、
またそれは紙面のメインとして目立っているか。
I:興味を持たれるのは、商品の特長?セールの独自性?イベントの内容?、また好奇心を引き付ける表現がされているか
D:買いたいと思わせる商品や価格の魅力はあるか。行きたいと思わせるイベントの魅力はあるか。または、チラシに表現されているか。
M:記憶してもらうために、見やすく印象的なコピーやデザインになっているか
A:日程、場所、交通機関、駐車場など、お客様が行動を起こす時の障害になるものはないか
基本は、一番伝えたいことを一番目立つ様にレイアウト・デザインすることです。プロのデザイナーが作る美しいチラシが、売れるチラシとは限りません。お客様がデザインやコピーを鑑賞するために、チラシを見ることはまずありません。有益な情報の有無が問題なのです。
消費者の購買行動に関しては、インターネットの普及によりAIDMAからAISASに変わったと言われています。AISASとはAttention(注意)→Interest(興味)→Search(検索)→Action(購買)Share(共有)のことです。
興味を持つところまではアイドマと同じですが、インターネットで検索してよく調べた上で購入。さらに購入後、その感想がネット上の情報となり共有され、次の購買につながっていくのです。チラシからホームページへ誘導して、お客様の質問・要望に答えられるよう周到な準備が必要です。
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